向日葵の家

一条工務店でi-cubeの家を建てました

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太陽光発電はお得?

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太陽光発電設備導入にかかった費用を、回収できるのか?
売電開始からの電気代、売電明細から計算してみました。 

我が家について

  • 家族構成:大人2,子供3
  • 延べ床面積:108.8平方メートル(32.9坪)
  • 所在地:関東地方 (冬は都心より-2~-3℃寒い)
  • 太陽光パネルの容量:10.5kW
  • 雪止め:有
  • 買取方式:余剰電力買取
  • 買取金額:1kWhあたり14円+税
  • 電気料金プラン:スマートライフL
    深夜(午前1~6時):17.78円、それ以外の時間帯:25.80円

 

かかった費用

Total:355万円(税込)

内訳

  • 太陽光発電システム(10.5kW):245.8万円
  • パネルの下に鋼板施工:11.2万円
  • 東電の工事費負担金:38.8万円
  • 35年ローン(年利1.1%固定)で購入した場合の金利:60万円

 

回収見込み額

一条工務店のシミュレーション

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見方がよく分かりません。。

 

一条工務店の「住まいのサポートアプリ」で確認した発電量や消費電力をもとに、メリット金額を計算しました。

太陽光発電のモニタシステムをインターネットにつなぐと、「住まいのサポートアプリ」で、発電量や消費電力を確認できるようになります。

「住まいのサポートアプリ」には、Apple版、Android版、PC版が用意されているようです。引き渡し時に案内を頂きました。

 住まいのサポートアプリ - Google 検索

 

過去10ヶ月間の発電量と消費量

  発電量[kWh] 消費量[kWh] 売電量[kWh] 買電量[kWh]
2019年9月 985.39 474.29 838.00 326.90
2019年10月 893.62 502.52 779.90 388.80
2019年11月 712.04 716.24 576.20 580.40
2019年12月 824.57 913.57 641.00 730.00
2020年1月 966.91 920.91 768.00 722.00
2020年2月 1117.64 739.64 926.00 548.00
2020年3月 1424.08 690.08 1217.00 483.00
2020年4月 1687.24 714.24 1278.00 305.00
2020年5月 1301.45 519.45 1089.00 307.00
2020年6月 762.89 571.89 566.00 375.00

 発電量:発電した電気

 消費量:使った電気

 売電量:電力会社に売った電気

 買電量:電力会社から買った電気

消費量には、発電した分から使った電気と、買った電気が含まれてます。

発電した電気のうち、自己消費した電気は、消費量-買電量

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もし太陽光発電がなければ、売電収入は当然0で、自己消費した分も電力会社から買うことになります。

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つまり、太陽光発電設備を導入することで得られるメリット金額は、自己消費量×買電単価(25.8円)+売電収入です。

一条工務店のシミュレーション”にも、メリット=①自己消費+②売電収入 と書かれています。


以上をもとにメリット金額を計算すると、

 

売電収入
A

自己消費量×25.8
B

メリット金額
A+B

2019年9月 12,565 3,802 16,367
2019年10月 11,904 2,933 14,837
2019年11月 8,793 3,504 12,297
2019年12月 9,871 4,736 14,607
2020年1月 11,827 5,131 16,958
2020年2月 14,260 4,944 19,204
2020年3月 18,742 5,342 24,084
2020年4月 19,681 10,558 30,239
2020年5月 16,771 5,481 22,252
2020年6月 8,719 5,079 13,795

平均、月1.5万円 1.86万円になります。
日照時間が伸びて発電量が増えてきました。

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投資対効果

でも、太陽光発電を付けるために相当お金かかってますけど、本当に回収できるのでしょうか?

 FIT(固定金額買取制度)は20年間。月1.86万円の利益だと、20年間で446万円の収入。 

太陽光の導入費355万円、PCS(変圧器)の寿命が約10年なので1回交換(交換費用約30万)するとして、合計385万円の支出
利益は61万円。 

2月までの実績は平均1.5万円で、20年で25万円の赤字 でしたが、日照時間が伸びて発電量が増えてきました。

計算して分かったこと

一条工務店のシミュレーション「夢トク」プランでは18年後からプラスです。

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単純に太陽光パネルの費用だけなら295万円なのでプラスですが、火災予防のための鋼板、工事費負担金、35年ローンの金利を加算すると赤字です。

あと、分かったこととしては、 単純に売電量だけがコストメリットでは無いということ。売電単価よりも電気料金の単価の方が高いので、電力会社に売るより自己消費して電気代を節約した方がコストメリットにつながります。

そう考えると、エコキュートや食洗機を深夜時間帯に稼働させるのではなく、発電している時間帯に稼働させた方がお得になります。

 

きっとメリットがあるに違いないと、ぼやっと考えてましたが、赤字でした。>_<

 

最後に、
一条工務店でも、卒FITされたお客様を対象に、買取を始めるみたいです。

20年以降も売電できると、回収できるかもしれません。

www.ichijo.co.jp

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2020.3.5:メリット金額の計算の仕方が間違っていたので訂正しました。
     黒字だと思っていたら計算間違いで赤字。がっかり。

2020.3.29:2月の実績を追記しました。

2020.4.24:3月の実績を追記、利益がプラスに転じました。

2020.5.28:4月の実績を追記しました。利益が増えてます。

2020.7.11:5月の実績を追記しました。利益は横ばい。

2020.7.27:6月の実績を追記しました。梅雨なので発電量低下。